一言に木の板といってもいろんな種類があるよ!
自分のデスクをDIYで自作しようという方々にむけて、天板の選び方について解説していきます。
樹種を選ぶよりも前に、どのようにして作られた板にするかを選ぶと良いでしょう。これによって、見た目の美しさや、材質の均質性や、加工の難易度が大きく変わってきます。
おおきく分類すると、「無垢板(一枚板)」「はぎ板」「集成材(フィンガージョイント)」に分類されます。
今回はこの3種類の違いについて勉強していきましょう。
無垢板(一枚板)について

「無垢板」は一本の大木から大断面の板を切り出したもので、木目の連続性がなんとも言えない美しさを出します。圧倒的な高級感があり価格も高額です。
また大木の様相がはっきりと見えることから、木が育ってきた途方もない時間を感じさせ、価値を感じさせます。
しかし、大断面ゆえに乾燥による収縮が激しく反り止め等の対策が必要になります。
また、無垢の1枚板は年月が経っても削ることで生まれ変わるので、資産にもなるのです。
ただし、1枚板は強度を出すために40mm程度と厚めに使うことが多く、重量が重くなりがちです。しかしそこがまた良いところでもあり、重厚感が増すのです。
- 圧倒的な高級感がある
- 木が育ってきた時間を感じる
- 資産になる
- 価格が高い
- 反りや狂いが激しい
- 重たい
はぎ板(接ぎ板)について

「はぎ板」は、複数の板を平行に並べて貼り合わせたものです。集成材の一種ではありますが、小口面のジョイントが出ないので、集成材の中でも自然な風合いが出るのが特徴です。
何枚の板を張り合わせるかで、「4枚はぎ」「5枚はぎ」などと呼ばれ、より幅広の板で少ない枚数ではぎ合わせたいたほど高級感があり、価格も高くなります。
ちなみに私の個人的なススメは、このバランスの取れた「はぎ板」です。
- 自然な風合いが出せる
- 小口のジョイントが無い
- 無垢板より安価
- 多少の反りが出る
- はぐ枚数が多くなると自然な風合いが失われる
- フィンガージョイントより高価
集成材(フィンガージョイント)について

「フィンガージョイント板」は、複数の木材を指のような形状に加工して接合することで作られます。そのため、接合部分が強く、ねじれや反りなどの歪みも少なく、均質で精度の高い材料です。また安価な材料でもあります。
しかしフィンガージョイントは木材のピース一つ一つが細くて短く、小口側のジョイントができるので、よりつぎはぎ間が強調され、木目の風合いは著しく失われてしまいます。
- 反りが少ない
- 価格が安い
- つぎはぎ感があり、自然な風合いが出ない
まとめ
いかがだったでしょうか。これからDIYでテーブルを作りたいという方にとって板選びは一番仕上がりに影響するステップになります。
安易に安価なフィンガージョイントの板を選んでしまうと、安っぽい風合いになってしまうので、私としては「はぎ板」を選ぶのがおすすめです。
既製品を買うよりも安く作れることがDIYのメリットでもあるので、素材にこだわってみるのもよいのではないでしょうか。
ただし、自分のお財布と相談して無理のない範囲で奮発しましょう(^^)/
